道具紹介(超概要)その6

ハウツー記事

前回に引き続き、超概要ですが私のプラモ作成方法(というか道具の紹介)を記事にします

エアブラシでトップコートする工程から続く作業になります

今回は最後の仕上げになります

前回のコート剤を十分乾燥させてから行ってください

シート貼り付け

シート貼りの道具

(↑画像が暗くてゴメンナサイ…)

30MMシリーズは3mm穴にいろいろと装備を付け替えて遊べる点が特徴です

30MMシリーズの3mm穴は、そのままだと不格好ですし、塗装すると何かを差し込んだ時に塗装がはがれるので、見た目を改善するために穴の奥を狙ってシートを貼り付けることにしました

いろいろ付け替えできるということは内部に電極のようなものがあるかもしれない、と想像力を働かせてみて、使えそうなシール類を模型店で検討していった結果、ハセガワさんのフィニッシュシート カーボンケブラーフィニッシュ(平織)に行きつきました

どんな感じになるかは、とりあえず↑バナーにいるポルタノヴァの胸部で確認できるかと思います

このカーボンケブラーフィニッシュはギラギラしすぎないので、見方によっては影にも見えていろんな解釈ができてある意味オトクかと思います

では、フィニッシュシートを直径3mmにするにはどうするか

ひょっとしたら3mmのポンチがあると便利なのかもしれませんが、私の場合はカール事務器さんの1穴パンチ(穴径3mm)を使っています

フィニッシュシートを5mm幅くらいで短冊切りにしてパンチにかけることで直径3mmのフィニッシュシートをたくさん作っています

ただ、位置合わせが若干難しいので、コの字型の厚紙を挟むなりして位置がずれないように工夫した方がいいかもしれません

あとはピンセットとつまようじで3mm穴の奥を狙ってシートを貼り付けてください

ずれて貼ってしまったら一度剥がして新しいシートを貼ってください

難しそうな気がするかもしれませんが、慣れれば何とかなるかと思います

なお、フィニッシュシート つや消し黒フィニッシュは股間にあるアクションベースを差す用の穴など、ギラギラしてると違和感があるようなところに使っています

フィニッシュシート ジュラルミンフィニッシュは光っていたほうがいい場合にたまに使います

なお、バナーにあるポルタノヴァの場合は、モノアイパーツの裏側に貼り付けて粘着面側の輝きを利用しています

穴の奥が光ってるのもいいんじゃない?と思う方はこちらで全身を統一してもいいかもしれません

光沢・つや消しの細部調整

ファレホとマジックリン

つや消しでトップコートしたものの、もう少しつやを消したいあるいは光沢が欲しいという箇所が出てくるかと思います

私の場合は、前者は深い穴(ジャーマングレーで塗った箇所)、後者はセンサー類(色付きメタリックで塗った箇所)が該当します

ピンポイントでつやを調整したい場合に有用なのが水性塗料ファレホシリーズです

ファレホシリーズは種類が多数あるのですが、私はメカカラーをよく使います

作っているのがメカプラモだからという理由なので、これが最適なのかはわかりません

最近、新シリーズが出たようなので、ひょっとしたら変わるかもしれません

写真右方2本のうち、右が光沢を出す69.701グロスバーニッシュで、左が69.702マットバーニッシュです

この2本の塗料は、トップコートと同じ役割ですが、無臭なので筆塗りならば室内で作業しても大丈夫です

なお、バナーにあるポルタノヴァライフルの銃口はマットバーニッシュで、センサー?はグロスバーニッシュで2回塗ってあります

結構小さいポイントを塗るので、はみ出しちゃった!となるかもしれません

そんなときに役に立つのが油汚れ(キッチン)マジックリンです

エアブラシで吹いたコート剤はいわゆるラッカーなので、マジックリンでは溶け出しません

一方、ファレホシリーズはマジックリンに溶け出します

ということは、ファレホシリーズであれば、もしはみ出してもこれまで同様拭き取れるということです

マジックリンを綿棒に浸してはみ出し修正してください

なお、マジックリンは界面活性剤(セッケンの仲間)なのでヌルヌルします

ファレホが乾燥しているのを確認したらパーツを水洗いしてください

組み立てて完成

あとは、説明書を見ながら組み立てるだけです

お疲れさまでした!

本日は以上です

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